2023/09/18
こんにちは。
朝晩は少し涼しくなってきましたね。まだまだ残暑厳しいですがこれからの気持ちの良い時期を大切にしたいものです。
さて今回はお問い合わせがとても多い『壁穴』『落書き』の補修について、施工事例よりご説明します。
写真の赤丸が、壁がへこみ石膏ボードが抜けてしまった部分です。
通常クロスを全て張り替える場合、もちろん太鼓張りにはせず、補修してからクロスを貼ります。
石膏ボードは施工しやすい素材ですが、弱いのでとがった物などが強く当たってしまうと下地がそこに無ければ穴が開いてしまいます。同じクロスがあれば補修工事は簡単なのですが、クロスは2年おきくらいに製品の入れ替えがあるため同じものがあるとは限りません。また、プリントなので同じ品番でも製造ロットによってつなぎ目が目立つ事があります。
狭い範囲で切り張りのご要望もありますがパッチワークのようになり恰好が悪いです。今回はクロスの施工範囲を工夫することで違和感が少なくなるようなご提案をさせて頂きます。
いずれにしても木製品のリペアと異なり部分塗装のような施工方法は取れません。
穴周辺部を少し大きく解体します。その上で下地を差し入れべニアを貼ります。
石膏ボードにしないのは際を狙ってビスを打ち込むため石膏ボードだと欠けたり、ぐずぐずになってしまう事があるためです。
べニア周囲にしっかりと面を取ることでパテが打てるようになります。やる作業はとても単純なのですが先行きを考えると丁寧な仕事が必要になります。
パテ処理後の写真です。部分貼替の場合あまり時間を掛けられないため、パテに硬化剤を混ぜて施工します。芯まで硬化したらサンドペーパーをかけてクロスを貼ります。
壁穴リフォームの大まかな流れはこのようになります。修繕部分の影や違和感を出さないように弊社では特に気を付けています。
弊社では多能工ではなく必ず専門職が作業にあたります。そうする事で質の高い(仕上がりの良い/長持ちする)仕事が出来ると考えています。
①木工事・・・大工(家が建てられる腕前)
②電気工事・・・工事士免許がある電気工事士
③水道工事・・・水道工事専門職
④クロス工事/CF工事・・・クロス専門職
⑤塗装・・・塗装専門職
『リフォームショップもとむ』にはその他の業種も専門のスタッフがおります。どうぞ安心してご相談ください。
千葉県佐倉市のリフォームショップもとむではお客様のご希望やお悩みに沿ったご提案をさせて頂きます。スタッフ一同ご連絡をお待ちしております。