2023/02/13
今回の工事は
①駐車場土間コンクリート
②乱形石貼り
③人工木アルミデッキ 屋根付き
④芝貼り
⑤ポストユニット設置
元々敷地が広く雑草対策がご要望でした。その過程で意匠性や使い勝手を考慮して今回のプランになりました。
写真は乱形石の下地の土間コンと奥に見えるのが人工木デッキのためのコンクリート打設風景です。
人工木アルミデッキは最近では良く見かけますが、平板の上にアルミ束を立てるだけの簡易的な施工が多いです。もちろんそれは製品メーカー推奨の施工方法ではありません。
この簡易的な施工方法は費用は抜群に安くなりますが、平板が下がってしまうとデッキの水平が取れなくなるだけではなく、製品が歪む事で製品寿命も著しく短くなります。製品だけでも高価ですのでメーカーが薦める施工方法を選びたいものです。
乱形石は土間コンクリートを打ってからその上に貼っていきます。目地が多く水が溜まりやすいので、特に勾配に注意が必要です。
手前が駐車場の土間コンクリートです。ポストユニットを設置して、芝を貼りました。 芝を貼る前に深く掘削して、雑草は根こそぎとってあります。
裏庭は芝を貼ってドッグランにしました。
奥に見えるコンクリートの部分には、物置を設置するために土間コンクリートを打ちました。デッキと同じように物置の水平垂直をとり、製品が歪むのを防ぎます。よく物置の引戸が動きづらくなっているのを見ますが、歪むとあちこちに弊害が出てくるのです。
屋根付きデッキの写真です。屋根をつける事で小雨程度であればお洗濯物が濡れずに済みます。
屋根は躯体に固定せず自立できる商品を選びました。
使い勝手からすれば外壁に固定する方が良さそうですが、あまり安易に取り付けない方が良いです。固定するビスが外壁の防水層を突き破ってしまい、たとえコーキング処理をしてもコーキングの寿命は5~6年と短いので漏水の原因となる場合があります。
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